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住宅ローンを組むときに発生する2つの”思わぬ出費”

住宅購入のこと

戸建やマンション購入というと広告に記載されている販売価格にだけ目が行きがちです。

物件が決まり、売買契約へと進む中で、思わぬ出費が出ることがあります。

実際私がマンションを購入した際、物件価格と実際の支払総額にはかなりの差がありました。

今回は実際に私が購入したマンションを例に思わぬ出費をまとめてみました。

マンション本体価格

マンション本体価格は、ずばり3700万円でございます✨

いやー、高い!!😅

当初の狙いは3000万円くらいだったのですが、いろいろ見ているうちにこれになりました(笑)

新築分譲マンションで、完成したものを購入したので、特にオプションなどは付けていません。

思わぬ出費① 購入手付金

物件が決まった段階で、手付金を支払うように求められました。

え?何それ?とびっくりしたのですが、要は違約保証金をあらかじめ取っておこうということみたいです。というのも、物件決定から売買契約締結までに少し期間があきます。そこで住宅ローンを組むために金融機関のローン審査をしたりするのですが、その期間、当然その物件は”お取り置き”状態ですから、別のお客さんに営業をかけるわけにもいきません。それなのにお客さんの都合でキャンセルされてしまっては売主としては困るわけです。

冷やかしでこの物件買いま~す😆と言っておきながら、やっぱ買いませーん👅とやられたらたまったものじゃないですよね。

ただ、やっぱりどうしても購入を止めたい!となったら、この手付金を放棄することで物件購入を止めることもできます。

また、逆に売主さん(不動産会社や建築会社)側から契約を破棄したいとなった場合には、この手付金が返金され、追加で手付金と同額の違約金がもらえる=手付金倍返しというルールもあります。

例えば、私が購入しようとしている3700万円の物件を、5000万円で買う💰という人が現れたら、手付金2倍を違約金として支払っても売主としてはお得なわけです。

この手付金の相場はだいたい物件価格の5~10%と言われていますが、私の場合は50万円でしたので、1.3%という破格の少なさです。

物件価格が実態より異常に高額に設定されていたのかな😒

もしくは売主さん側の都合での解約を実行やすくするためだったのか…

ちなみに、この手付金はその後無事住宅ローンが実行されると、返却されました。

(頭金に充当という扱いにして返金されない場合もあるそうですが…)

厄介なのは、この手付金は現金を用意しないといけないことです。

最近はオレオレ詐欺防止のため、1日の引き出し限度額が50万円に設定されている銀行が多いです。まさか50万円なんて大金を普段から現金で持ち歩いてる人なんていないですし、たいていの人が、いざ支払いとなった時に、銀行に引き出しに行くと思います。

私の場合は、銀行が歩いていける範囲だったので、担当者が一緒に銀行まで「女性一人では危ないです!」と用心棒として一緒に来てくれました(笑)

(50万円に設定されていたのはこれが理由ですかね?疑ってごめんなさい💦)

思わぬ出費② 事務諸費用

この事務諸費用、無知な私は、「そんなのかかるの!?聞いてないよー😨」となったのですが、新築マンション購入時の初期費用としては、購入価格の3~5%程度かかると言われているそうです。

実際私の場合いくらだったのかというと・・・172万円でした😱

大きい支払いに関する内訳はこの通り。(端数は切ってます)

  • 住宅ローン事務手数料; 9万円
  • 保証料;        75万円
  • 積立修繕基金;     38万円
  • 登記費用;       28万円

この他に、収入印紙代だの固定資産税だの諸々追加され、合計172万円・・・😢

ちなみに、保証料というのは、昔は保証人を親や親戚にお願いしていたと思うのですが、保証会社が保証人になってくれ、そのための費用になります。

保証人である親が年金所得者だったりして保証人としての能力が担保できないケースが多いのでしょうね。保証料はローン期間に対して支払っているので、繰上返済などにより返済期間が短縮された場合、短縮された期間分の保証料は返還されます。

思わぬ出費 番外編

住宅ローンが実行され、引渡しされると、今度は家に関するありとあらゆる営業がやってきます。

さっそく来たのが、インテリアオプション施工会社。

ここは売主であるマンションデベロッパーからの紹介で来た施工会社で、フロアコーティングやオプション家具(キッチンカウンターなど)、カーテンなどとにかく全部扱っていました。

私は完成後の購入でしたが、完成前に購入された方などはインテリアのオプション会が開催されており、そこを経由して依頼発注するのだと思います。

フロアコーティングはやってもらおうかなぁ…と思ったので、見積もりを取ったのですが、高い!とにかく高すぎる!これは絶対やってるな、と思いました。そう。バックマージンというやつ。

リビングと隣の洋間(6帖)と水回りの防カビコーティングだけで45万て😩

後日、別のフロアコーティング業者に見積もりをお願いしたら、全フロアやっても20万だったので、そこにお願いしました。。。

とはいえ、賃貸のころにはやろうとも思わなかった出費。。。痛かった。。。

まとめ

手付金の50万は返還されましたが、結局総額200万近くが物件価格以外に追加で発生してしまいました。これに引っ越し費用や新しい家電・家具などを購入するとなると人によっては相当大きな出費に膨れ上がると思います。

物件の本体価格や住宅ローンの返済月額にばかり目が行きがちですが、初期費用もしっかり見積もって準備しないといけませんね。


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