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【生涯年収ってどれくらい?】新卒から10年目までの給料を合計してみた

投資日記

こんにちは。かねもちペンギンです。

今回は、生涯年収についてです。

引越し後の荷物を整理していたら、新卒時代からファイリングしていた給与明細が出てきました。

現在はweb明細に切り替わっていて、紙での給与明細をもらうことがなくなっていたので、ここ数年はこのファイルには全く手を付けていない状態でした。

懐かしいな~✨と眺めていたのですが、ふと、このペースで働いた場合の生涯年収はどのくらいになるんだろう??と思ったのです。

というわけで、今回は、会社員の生涯年収のお話です。

サラリーマンの平均生涯年収はどのくらい?

よく聞くのは、サラリーマンが生涯稼ぐのは2~3億という話。

でも、常々不思議だったのは、よくニュースやビジネス系の記事だと、日本の男性サラリーマンの平均年収は400~500万、となると単純に40年としても1.6~2億となるはずです。

まぁ実際は、”生涯”の期間が人によって違いますし、めっちゃくちゃに稼ぎまくってる一部の人が平均を押し上げている可能性もあります。

生涯年金について調べてみると、転職サイトdoda(デューダ)に業種別、職種別の生涯年収に関する統計データが載っていました。

引用元;転職サイトduda 平均年収ランキング(生涯賃金・生涯年収の情報)【最新版】 2020/12/7公開

業界によって1億円ぐらいの差が出ていますね。。。また女性の場合、結婚・出産など離職期間が発生するため男性より低い統計となるので、私のように特に休職期間もなく普通に働いている場合は、男性の生涯賃金を参考にすればいいのかなと思います。(昇給昇格等条件の違いもあるでしょうが…)

自分の業界・業種を考えると、2億円台前半くらいといった感じのようです。

というわけで、新卒から10年目までの給与明細を集計して、本当にそれくらい稼ぐことができそうなのか計算してみました。

社会人生活スタート・・・が!いきなり赤字の連続!!

当時のことなどすっかり忘れていましたが、集計しようと改めて給与明細を見てみたら、新卒初任給はぴったり20万円でした!

初任給にはさらに住宅手当があったのと、徴収される税金・社会保険料も、所得税と雇用保険料だけだったので、なんとか手取り額は20万円をぎりぎり超えた金額でした。

翌月からは、健康保険料と厚生年金保険料も合わせて引かれるようになり、手取り額は20万円を切るんですけどね。。。

はっきりした金額は覚えていませんが、当時は家賃5~6万円の1Kに住んでいて、引越し代も支給されなかったので、いきなり赤字からのスタートでした。前月の赤字が給与振り込みによってなんとか黒に戻る、というまさに自転車操業状態だった記憶があります。

奨学金の返済もスタートしたので、遊びに使うお金なんて無かったはずなんですけど、よく同期と飲みに行っていた記憶はあります。どこからそんなお金出ていたのやら(笑)

当時はもしかしたら、今以上にやりくり上手だったのかもしれません💦

とはいえ、憧れのキラキラした社会人生活を送れるようなそんな余裕のある生活からは程遠く、なんとか滞納を出さないようにするので精一杯…そんな社会人生活のスタートでした。

10年後 収入合計金額は?

赤字&自転車操業でスタートした社会人生活ですが、それから10年後どうなったのか。

集計結果はこちら。(四捨五入で数字は丸めてます)

総支給額6500万円
  給与・賞与3900万円
  諸手当2600万円

10年で総支給額が6500万円というのは、かなりいいんじゃないでしょうか?✨ このペースでいけば生涯年収2億円は超えることができそうです。

とはいえ、内訳をみると、給料分:手当=6:4ですよね。。。

諸手当というのは、住宅手当や通勤手当の他に、残業代が入っています。

実は10年目くらいまではかなり残業しまくっていました。月の残業時間が100時間を超えることもしょっちゅうでしたし、月によっては給与分より残業代の方が多い、なんてこともありました。

それにしても10年経って、赤字&自転車操業状態からかなり良くなり、その後マンション購入までできるようになるわけですから、今の会社に入社して良かったな✨と改めて感じました。

10年間の税金・社会保険料の合計は?

支給されたお給料、全額もらえたらほんと嬉しいですよね~😆

ま、そんなわけはないんですけど😢

めっちゃくちゃ税金&社会保険料を持っていかれます。

年収の集計とるついでに、こちらも集計してみました。

集計結果はこちら。(四捨五入で数字は丸めてます)

控除合計額1250万円
  健康保険料270万円
  厚生年金保険料510万円
  雇用保険料30万円
  所得税330万円
  住民税110万円

こんなに持っていくのか…😨

雇用保険がものすごく良心的に見えますね(笑)

特に新卒~10年目に関しては、特に減税されるような控除(扶養控除など)がなかったので、節税対策ゼロでほぼ満額徴収されてしまっています。

これについては、住宅ローン控除が今年から13年間適用されるので、今後しばらくは節税できそうで良かったです。さらに確定拠出年金やふるさと納税などもうまく使えばもう少し節税出来ますかね。これは今後の検討課題です。

まとめ

支給総額から税金などの控除総額を差し引いた手取りの給与額は5250万円でした。

新卒からの10年間の給与合計額から単純計算すれば、平均的な生涯年収レベルに到達できるかと思いますが、もう若い頃のようにがむしゃらに残業できる体力がなくなってきていて、この先の10年同じような働き方はできないとも思います。住宅ローン控除での節税などうまく利用して、次の10年、さらにその次と手取り額を増やしていければいいなと思います。



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