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【セミナー体験記】資産運用セミナー(後日談あり)

資産運用セミナー体験記

こんにちは!かねもちぺんぎんです!

ちょっと前に参加した資産運用セミナーの体験レポートです。

今回参加したのは「コロナ禍を乗り越える資産運用術~国の制度を利用して税金を取り戻すためのマル秘テクニック~」という株式会社ヒルズ主催のセミナーです。

こちらから資産運用系のセミナーを検索し、スケジュールが合ったので参加してみました。

ちなみにこのアットセミナーから参加すると受講料1000円が無料になるのでオススメです。

ここしばらく「資産運用セミナー」というと主催者は不動産投資を扱う会社である場合が多かったのですが、今回は少し毛色が違う会社主催だったので、不動産投資以外の話が期待できます✨

主催者チェック

セミナーに参加する上で主催者チェックはものすごく重要です。

主催者がどこの誰なのかをチェックすることで、セミナー開催の目的がわかります。

セミナー後の個人向け面談・商談につなげ、ゆくゆくは自社の商品を購入してもらいたいのです。

だから、同じ「資産形成セミナー」というタイトルであっても、証券会社が主催すれば「株や投資信託が最強」と言うし、不動産投資を扱う会社が主催すれば「不動産投資が最強」と言います。

目的をあらかじめ知っておけば、プレゼンターが”盛って”話したとしても、客観的に判断できます。

今回の主催者は「株式会社ヒルズ」です。

google検索で出てきたHPを確認すると、独立系FP事務所となっています。

ファイナンシャルプランナー業務が主ということで、ライフプランニングや資産運用の相談やセミナー開催を多くやっているようです。

特に今回講師をするカリスマファイナンシャルプランナーの廣瀬氏(代表取締役)がぐいぐい前に出ているイメージです。

ちなみにカリスマという言葉を使う人を、私は基本的に信用できないと思っています。(※あくまでも個人的見解です)

またHP全体を見渡してみて、保険商品を推奨している印象を受けました。

FPというとたいてい保険代理店であることが多いですし、保険契約を取ればその成果報酬がありますから、おそらく何かしらの保険商品を勧められるかな?と心の準備をしておくことにしました。

セミナー内容

今回のセミナーのタイトルは「コロナ禍を乗り越える資産運用術~国の制度を利用して税金を取り戻すためのマル秘テクニック~」でした。

セミナータイトルから、「何か節税術的なものを知れるかな?✨」と期待していました。

セミナー内容はこちら。(*セミナーwebサイトより引用)—–

◇老後の生活資金がなんとなく不安
◇貯金はコツコツ積み立てたい派
◇投資や資産運用に興味がある
◇お金について学びたい
◇とにかく貯金を増やしたい
◇お金に関するライフプランを考え直したい

上記のことが学ぶ・解決することができるセミナーです。

★他とは違うセミナーの4つの魅力★
1.明るく楽しい
 お金のお勉強だけでなく、ほっと一息ブレークタイムではよく当たると噂の?先生による占いも!
2.難しくない
 セミナーでまずはお金の基本から学べる!
3.ひとりじゃない
 女性限定のセミナーなので、おひとりでも気軽に参加できます!

—————————

まず、「4つの魅力」といいつつ、3つしか記載がない時点であれ?と思いますよね。

そして実際開催されたセミナーでは「占い」というのはありませんでした。

セミナー序盤で、機材の不調による調整時間がかなり取られてしまい、パワポでいろいろ準備していたであろうネタを省略したので、もしかしたらそこに占いパートがあったのかもしれません。

”カリスマファイナンシャルプランナー”は笑いどころを逃したとかなり残念がっていました。。。

本題のセミナー内容といえば、すでに良く知られているような内容(リスク資産の概要、NISAやidecoなどの制度についてetc.)がほとんどでした。

なので、わりと投資初心者向けのレベルかとは思いますが、じゃあ初心者がこのセミナーの話を聞いて始められるかというと、そのためには具体的なアドバイスがないため、難しいと感じました。

結局はこのセミナーの後の個人面談→保険の勧誘というのがメインという印象です。

ただ、ひとつ気になったのは、「保険による資産運用は受け取り時の税金が投資商品の受け取り時に課税される分より少なく済む=節税になる」というお話。

これについてもっと良く知りたい!と思ったのですが、セミナーでは簡単に流されてしまったので、後日自分で調べてみることにしました。

保険を使った投資の節税方法

セミナーの中で講師のFPさんが、「保険受け取り時の節税」についてちらっと話していて、気になったので、後日自分で調べてみました。

(1)満期受取金や解約返戻金への課税

まず株式・債券の運用や定期貯金などで得られた利益には約20%の税金がかります。

預金・債券の利息=利子所得

株式の配当・投資信託の収益分配金=配当所得

株式・投資信託の売却益=譲渡所得

所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315% = 20.315%

では、保険商品の場合、この税率が一体どうなるのか?

加入していた保険が満期を迎えて受け取った保険金は、一時所得という扱いになります。

一時所得の場合、まずは以下の式で一時所得額が決まります。

一時所得の金額=総収入金額-その収入を得るために支出した金額-特別控除額50万円

つまり運用益が50万円以下であれば課税されません。

また、50万円以上だったとしても、実際に課税される時にはさらに1/2されます。

総合課税の対象金額=一時所得の金額×1/2

総合課税は超過累進税率なので、所得によって税率は変わりますし、住民税の所得割額は10%ですから、結局所得税と合わせると20~30%かかるようです。

*細かい計算は、所得や諸々の控除額によるので、結局は「人による」ということですね。。。

ただ貯蓄性のある保険商品について、解約返戻金や満期受取金は課税されるけど課税対象金額が1/2というのはメリットがありそうです。

(2)掛金を所得から控除できる(生命保険料控除)

投資や貯金の掛金と違い、生命保険の掛金は所得から控除が出来ます。

年額の上限はありますが、所得から控除=所得を(見かけ上)減らす=課税金額が減るということで節税できるという仕組みです。

契約時期一般生命保険料個人年金保険料介護医療保険料合計
2011年12月以前5万円5万円10万円
2012年1月以降4万円4万円4万円12万円
生命保険料の控除限度額

確かに所得を減らすことは出来ますが、NISAやidecoの節税具合と比べると微々たるもの…という印象です。

それにこの枠はすでに一般的な保険に加入していれば使い切っていることも多いでしょうし、資産運用という視点で考えたときに、これが理由で株式投資<保険とはならないと思います。

実際の加入保険商品について税額計算してみた

本当に保険は節税面で株式投資より優位な資産運用なのか?

カリスマFPを信用しない私なりに調べた結果よくわからなかったので、実際に試算することにしました。

数年前に10年満期型のメットライフ生命の某資産運用系の保険に加入しています。

生命保険料控除の枠は別の保険で使い切っているので、今回は一時所得としての税額と、株式運用した場合の税額を比較したいと思います。

保険料は315万円の一時払いで3%の運用が保証されているタイプです。

(当時”資産運用”というものに興味を持ち始めたばかりで契約してしまった商品ですが、決してオススメはしません。もっといい運用方法があると思います)

10年満期の時点で解約返戻率が96.3%(3%運用の場合)となり、利益が出ません。

そこで満期後さらに10年(合計20年)運用した場合を考えます。

この場合、3%の運用実績だったとしても、解約返戻率は130%となります。

差額=運用益は30%なので、94.5万円です。

つまり課税対象額は、(94.5万円-50万円)×1/2=22.25万円 となります。

これが総合課税されるわけですが、所得税+住民税=20.315%とすると、税額は約4.5万円となります。

次に初期投資額315万円を20年間年利3%で運用した場合を考えます。

こちらのページで計算すると、20年後まさかの573万円!!

運用益は573-315=258万円となり、税率20%とすると税額は51.6万円となります。

確かに税額で比較すると、保険;4.5万円 < 運用;51.6万円となります。

でも、そもそもの運用益が違うんだから、そりゃ税額だって違うだろうし、この手の保険商品がいかにぼったくっているのかが浮き彫りになってしまいました。

まあ一応保険商品なので死亡保障がついていますし、運用だって必ず3%でできる保証はありませんが、それにしてもあまりの運用益の差=保険会社の儲け分の大きさに驚愕です。

節税になるのは保険会社が運用益をかっさらっているからと言えそうです😖

【後日談①】個人面談編

セミナーの終わりに、「このセミナーに参加された方に限定で、通常なら有料のカリスマファイナンシャルプランナーとの個別相談が無料で受けれる」とずいぶんプレミア感をだしてきました。

いまいちセミナー中はカリスマ感を感じなかったのですが、せっかくだから無料相談してみるか、と申し込んでみました。

約1週間後、銀座のオフィスで個別相談となりました。

あれだけプレミア感を出していたので、どんなありがたいお話が聞けるのかと期待していたのですが、実際は30分程度で状況の確認(私の金融資産の聞き取り)のみ。

詳しいアドバイス(提案)は次回という話の流れに。

席についてから30分もたたない間に「もう終わり。さ、帰って」という雰囲気を醸し出し始め、最終的にはカリスマFPは席を立ちドアを開け「もう帰れ」と言わんばかりの態度。

「うわっ!…感じ悪!」

もう2度と来るか!😒と思ったのでした。

【後日談②】さらのその後の面談…保険の勧誘

わざわざオフィスに出向いたのに30分程度の面談で”もう帰れ”オーラを出されイラっとした私は、次回面談のアポメールが来ていたのですが、行く気になれずにいました。

とはいえ、カリスマFPが一体どんな提案をしてくるのか知りたいとも思ったので、オンライン面談ならいいよ、と伝えるとちょうど緊急事態宣言が出たこともあり、zoom面談をすることになりました。

面談では、提示した私の金融資産状況から判断していろいろなご提案を頂きましたが、結論から言うと「カリスマの要素はどこ??」という感じでなんとも微妙なものでした。

「これはないわー」と判断した決定打はこちら。

  1. 既契約の保険商品をディスっておいて、ほぼ同じ契約を提案してきたこと。
  2. 少額でもいいから契約してくれれば顧客としていろんなサポートができる!と恩着せがましく言ってきたこと。

①に関していえば、保険会社が違うだけで、内容はほぼ同じ商品なうえ、既契約の保証利率が3%なのに対して、提案商品は2%しかなかったんです。

そこを指摘すると「今ならまだ2%あるんです!これからはこんないい商品はなくなっちゃうんですよ?これがラストチャンスです!」という回答。

②については、「うちの顧客になれる」とプレミア感だしてきてましたが、私には「引き出せるだけ引き出してしゃぶりつくしてやるぜ!」と聞こえました。

ある程度想定していたとはいえ、予想以上の保険推しにうんざりしつつも、「保険で資産運用」は微妙だな…ということがわかっただけでも収穫があったのかもしれません。

まとめ

今回のセミナーは主催者が保険推しということもあって、だいぶ保険に関して学べたので、個人的にはいいきっかけにはなったなーと思います。

保険を契約するかどうかはそれぞれの家庭の事情があると思いますが、資産運用という観点で見るとなんとも微妙な方法だなと、実際に計算した結果から実感しました。



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